NPSは「血の通い合った」業際集団

NPS研究会 理事/MIP 非常勤取締役
テラル株式会社 代表取締役社長 菅田 博文
(1999年1月1日入会)
   
 

テラルも入会前はいろいろな勉強会に参加したり、時にはコンサルタントをお願いしたりしたこともありましたが、
NPS研究会の素晴らしいところは、そうしたものとは全く違い、「血の通い合った業際集団」であるということです。
会員会社はすべて仲間であり、同志ですので、お互いが本音をさらけ出して勉強し合うことができます。これは「1業種1社」のNPS研究会ならではの特徴です。理事(社長)は理事同士、幹事は幹事同士、実践リーダーは実践リーダー同士、それぞれが交流を深めることで、お互いの刺激にもなるし、ホットな情報交換の場ともなります。「あそこには負けないぞ」と切磋琢磨する気持ちがマンネリ化を防ぎ、壁にぶつかった時には「あの会社に相談してみようか」ということで、即座にコミュニケーションがとれます。これもNPS研究会ならではのことです。


日々の改善活動について言えば、NPSが厳しく教えているのは、「現地・現物」での取り組みであり、しかもロジカルに進めていこうということです。それが我々会員企業にとっては非常に力になります。世の中には、現場を見て「ここが問題だ」とか、「こうすれば良い」と指摘、評論するだけの人はたくさんいるでしょう。
しかし、現場で働いている従業員たちに、指摘や評論をするだけなら、社長である私が言った方が、よほど効果があるかも知れません。「ここが問題だから、改善せよ」と、言うだけなら誰にでもできます。


その点、NPSでは様々な改善実績を持つベテランの指導員たる実践委員が、単に指摘、評論するだけでなく、現場を的確に診察、診断し、従業員と一緒になって、あれこれと親身に指導しながら、時には自分でも勉強しながら、論理的に改善を、すなわち「現場の治療」を進めていきます。指導を受ける側からすれば、これほど身に付く実践勉強はないわけです。そうした改善スキルが徐々に社内の隅々まで定着すれば、人財も育ちますし、やがては先生である実践委員がいなくても、自分たちだけで改善ができるようになります。それがNPS研究会の本当に良いところだと思っています。


私としては入会以来、これまでは研究会から恩恵を受ける一方だったので恐縮しつつ、心から感謝しておりますが、今後はその恩返しの意味でも、NPS研究会の未来に向けての維持・発展のため、できる限りの貢献をしていくつもりです。