グローバル競争の中で
「モノづくり」の力を高めていく決意

NPS研究会 理事
株式会社 三井ハイテック 代表取締役社長 三井 康誠
(1991年8月1日入会)
   
 

製造業不要論さらには製造業悪玉論を耳にすることがあります。
製造業が加工貿易を行わずして日本は、国富を獲得していくことは不可能であるという論点がすっぽり抜け落ちたまま、内需
拡大で問題解決するなど不完全な施策が世論をミスリードしていることを憂いています。


海外比率が売上の6割を占める当社は、為替変動の影響や韓国・台湾などの企業との参入等の厳しい市場環境の変化の中で、
苦しいながらも市場価格に追随し、品質とリードタイムを武器に何とか生き残ることができたのはNPS研究会に入会してから
20年間ご指導を頂いたお蔭であると感謝しています。


現在、顧客に製造拠点で製品を製造し販売するという「消費地立地」を活かすことに力を入れています。
いわゆる「地産地消」です。当社は「消費地立地」という考えに基づき40年以上前から東南アジアや中国を中心として
海外進出を行って参りました。日系企業からだけでなく、先進諸国のお客様が東南アジアや中国への加速的な進出、更には
先進諸国の顧客に加えて、新興国資本の企業からも当社の高機能製品への需要が高まってきています。


日本国内においては、リードフレーム事業の国内工場を海外工場のマザー工場と位置づけ、技術や「モノづくり」の標準として
海外工場の技術・立上支援を行っています。これが可能なのもNPS研究会での指導を受け、乱流から整流化へ向けた仕組作りの
指導、その為に必要なプロセス技術の改善まで指導して頂いたお蔭です。仕組みだけ、もしくは固有技術の改善だけではなく
両方を指導できるところがNPS研究会の有難いところだと思っています。